沖ノ島「沖津宮現地大祭」に参加できることになりました

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沖津宮現地大祭

世界遺産への登録が期待されている「宗像・沖ノ島と関連遺産群」ですが、何といっても、一番のメインは「神宿る島 沖ノ島」です。

「海の正倉院」とも言われ、約8万点の国宝が出土されています。

「沖ノ島」にある、宗像大社の沖津宮には、宗像三女神の長女「多紀理毘売命:田心姫」が祀られています。

「沖ノ島」は「女人禁制」であり、一般の人の上陸も、日本海海戦の行われた「5月27日」に抽選で選ばれた男性のみ(約200名)となっています。

上陸の際には海での禊が必要であり、また、島の中で見聞きしたことは決して話してはならないという「お言わず様」というしきたりもあります。

今回、世界遺産になる前に、是非とも参拝したい、、、ということで、申し込んでいたら、抽選で選ばれ、許可証をいただくことができました。

近年は世界遺産登録のためなのか、「特別な許可」という名目で、著名人がことあるごとに上陸し、テレビ番組でも取り上げられており、「お言わず様」は?? と思うことも常々。

一般人としては、ちゃんと手順を踏んで申し込みをしないといけません。

申し込み

許可証をいただくためには、申し込みが必要です。

「沖津宮現地大祭」の申し込みについては、ほとんど公開されていません。

宗像大社のサイトを見ても「お電話でお問い合わせください。」と記載があるのみです。

 http://www.munakata-taisha.or.jp(宗像大社のサイト)

200名程度しか参加できないので、告知すると大変なことになるからでしょう。

それで、いつから募集が行われていたかというと、、、

2017年は「2月」「仮申し込み」が開始されました。

ウチは、2月の「大節分祭」の時に、「仮申し込み」を行なっていました。

 宗像大社の「大節分祭」に行きました(2017年)(2017年2月3日の話題)

それも、社務所などに申し込み用紙は置いてませんので、受付に申し出ることで、ようやく用紙をもらうことができました。

「現在受付中」などの情報も一切ありませんでした。

写真の駐車場横の「祈願殿」で申し出ることで用紙をもらうことができました。

一通り記載した後で写真を撮ったので、文字は伏せています。

2月末までに「仮申し込み」を行なった方に、3月に本申し込みの書類が届きます。

つまり、2月中に申し込みをしないと、ダメってことですね。

3月になると、申込書が郵送されてきました。

参加の主な条件は以下通り

奉賛会費 二万円
前日18時までに中津宮(大島)で受付
当日7時より漁船に分乗して出航
写真の撮影などは一切禁止

「前日から大島に泊まり込みでの参加が必須」となります。

届いた申し込み用紙には、「参加目的」を記入する欄もありました。

申し込み用紙に記載の上、返信をしていたところ、今回の許可証が届きました。

申し込んだ方、全てが参加できるわけではありません。申込者の中から抽選が行われます。

選考から漏れた方にも、ハガキが届くようです。

さて、許可証が届いて、真っ先に行なったことは、前日の泊まりの宿の確保です。

許可証と一緒に大島の宿泊施設の一覧が同封されていたので上から順番に1つずつ電話をかけていって、相部屋ですが、確保できました。(200名が参加するので、相部屋じゃないと確保は難しそう。)

ということで、5月26日、27日は、「沖津宮現地大祭」に参加してきます。

当日の様子については「お言わず様」ですので、話題にはできないでしょう。

でも、きっとニュースなどで取り上げられそうな気がしますけど。

ふと思ったのですが、参加申し込みの抽選の倍率ってどれくらいなんでしょうか??

参加募集を大っぴらにしていない、「女人禁制」のため、夫婦やカップルなどでの参加ができない。「お言わず様」ですので、写真撮影なども一切禁止。「参加した」ということは言えても、どんな内容だったかは言うことはできないので、帰ってきてみやげ話もできません。

さらに、「奉賛会費 二万円」(こちらは船代と考えれば良いと思います)も必要ですので、旅行、観光目的での参加者は、ほとんどいないでしょう。

それでも、世界遺産で注目されているので、申込者は多かったのかもしれません。

もし、世界遺産に登録されると、来年は更に増えるのかもしれません。

追記

「2017年5月27日」に無事に参加することができました。

 沖ノ島「沖津宮現地大祭」に参加してきました(2017年5月27日の話題)

おまけ

「神の島」といえば、ウチは「沖縄県」にある「久高島」にも過去に行きました。

ここも「神の島」と呼ばれています。

こちらは逆に「男子禁制」とされている場所が色々とあり、神聖な不思議なパワーを感じる場所でした。

「久高島」は、普通にいつでも男女関係なく行けます。島の中に、立ち入り禁止の神聖な場所はありますけど。

町並みもよく、海も綺麗で観光目的で行くのもおすすめ。この島にも、「島のものは小石1つでも、一切持ち出してはいけない」というしきたりがありました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちは、はじめまして
    私も申し込みしていたのですが、残念ながら落選でした
    ご参拝決定おめでとうございます&1枚目の写真の決定通知の書類を見せて頂きありがとうございます
    私の方はハガキで落選通知が来たので、参拝決定通知はどのようなものか見てみたかったし知りたかったのでありがたいです。 封書で書類が何枚か届くようですね
    倍率の方ですが、恐らく3~4倍ではないだろうかと見込みました。 本申込書に通し番号が振ってあり、申し込み順に割り振られるなら、2月に私が仮申し込みを行った時期から考えるとその位かと

  2. kio より:

    >匿名さん

    結構、落選された方もいるようですね。

    もうちょっと詳しく記載すると、、、

    封書で届いた書類は「2通」です。1通は許可証、こちらも「通し番号」が記載されています。
    もう1通は大島の宿泊先の一覧表です。宿泊所への電話予約の際に宿から「通し番号」も聞かれました。

  3. 桜はまだつぼみです より:

    はじめまして
    私も月曜日に許可証届きました。他の方のブログで申し込み用紙の番号が600番台(つまり少なくとも倍率3倍超ということですね)というのを知ってしまったので今年は無理かも・・・と思っていたのですが・・・思いがけず・・ただただ感謝の一言です。

    以前から参加してみたいと思ってましたが、今回初めて応募してみました。
    平年よりも応募用紙の発送の遅延を鑑みるに応募数が増えていると思っております。
    そして世界遺産に登録されたらもっと増えるのかもしれません。
    そのこともあって応募した次第です。

    当日は無事渡島できればと願っております。

    さて、私は車で行く予定なのですが、差し支えなければ北部九州の観光や名所、美味しいお店、お土産などオススメがありましたら教えていただきたくお願い申しげます。
    今の予定では高千穂まで足を延ばそうとかと思っております。

    お答え頂ければ幸いであります。
    それでは失礼いたします。

  4. 匿名 より:

    >kioさん
    色々お答えありがとうございます
    今回、私は縁がなかったですが、いつかは沖津宮の参拝ができれば嬉しいですね
    実は昨日、このブログで世界遺産登録の云々を知りました。 古事記を読んでの歴史的経緯と位置付けの方面から、今年になって興味を持ったので、世界遺産の話が出る前に知ることができていればと悔やむ部分はあります
    皆様と違って興味を持ってからが浅いので、もう少し待ちなさいと、勉強しなさいというお告げと思って、もっと精進することにします
    世界遺産になれば法的に保全が決まるので良い事ではあるんですけど、大島や沖ノ島が外国にまで伝わるのは何か嫌な感じです。 観光客で賑わうのは良い事だと思いますが、大島や沖ノ島が変わってしまわなければよいのですが

  5. kio より:

    >桜はまだつぼみですさん

    おめでとうございます。当日は荒天にならないことを祈ります。
    遠方からの参拝のようですね。宗像市はお魚も美味しいので、是非食べて行ってください。前日、大島泊ですので、否応なしに食べることになると思いますが、、、

    高千穂も天孫降臨の地と云われる良いところですね。

    >匿名さん

    世界遺産登録の影響なのか、宗像大社の大陸にある「辺津宮」ですら、昨年辺りから参拝客がどんどん増えている傾向にあるようです。今年の正月は例年以上に混雑していました。

    「沖ノ島」は「神宿る島」として、ひっそりしていた方がいいのかもしれません。

  6. 匿名 より:

    >kioさん
    おっしゃる通り、特に「沖ノ島」は「神宿る島」であり続けてほしいです
    神話の時代である2000年以上前の古代日本を、1年に1度、たった200人程度とはいえ、現代の日本人が体感できる、ほぼ唯一の場所であり続けてほしいです
    「現代」に汚染された場所にならないでほしいです

  7. 桜はまだつぼみです より:

    ありがとうございます。
    大島では野宿になりそうです。私にはアレルギーがあるのですが、宿は相部屋になるので禁煙は難しいとのことでした。
    当日は渡島できますように願うばかりです。
    それでは失礼いたします。